高市早苗首相(自民党総裁)は16日にも実施する自民役員人事で、村井英樹衆院議員(46)を国対委員長に充てる意向を固めた。村井氏は衆院議院運営委員会の与党筆頭理事を務めており、先の特別国会での対応や手腕を評価したとみられる。17日予定の内閣改造では自民の古川俊治参院議員(63)の入閣が浮上していることも判明した。関係者が13日、明らかにした。
首相は13日午後、木原稔官房長官と公邸で約3時間にわたり会談した。一連の人事を巡り協議した。
村井氏は、岸田内閣で首相補佐官や官房副長官を務め、当選6回。特別国会では皇室典範改正案など重要法案の審議を巡り、野党側との折衝に当たった。財務省出身で、幅広い政策に通じている。閣僚未経験者が国対委員長に就くのは異例となる。
古川氏は当選4回で2024年から25年にかけ、自民参院政審会長を務めた。医師と弁護士の資格を持ち、厚生労働分野を中心に知見が深い。
人事で処遇が注目されている林芳正総務相は13日「引き続き残るのか、外に出るのか、首相の専権事項だ。私から何か申し上げるのは控える」と岡山県高梁市で記者団に述べた。(共同)

