将棋界で女性初の「棋士」が誕生する。西山朋佳白玲(清麗・女流名人・女流王将=31)が26日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で記者会見し、「棋士編入」の権利を行使することを明らかにした。

来年4月1日付でフリークラス四段として、公式戦に出場する。その一方で、タイトル防衛も含めた女流棋戦にも参加する。

西山白玲の権利獲得からこれまで26日までの流れは以下の通り。

【棋士への権利行使までの流れ】

◆10月10日 ヒューリック杯第6期白玲戦7番勝負第5局(金沢市)で福間香奈女流4冠を下し、4勝1敗でタイトル防衛。通算5期獲得として「クイーン白玲」の称号を得ると同時に、同連盟が昨年6月に新たに設けた「クイーン白玲」の獲得者は「棋士」への資格を得るという条件を満たした。対局直後のインタビュー、対局後の会見では明言を避け、態度を保留

◆13日 中七海女流三段に先勝された、霧島酒造杯第48期女流王将戦3番勝負第2局(東京・千駄ケ谷「将棋会館」)で勝ち、1勝1敗に。権利行使については「また後日」とした

◆19日 日本将棋連盟は西山が26日に東京・千駄ケ谷「将棋会館」で記者会見を行うと発表

◆21日 女流王将戦第3局で中を下して2勝1敗で防衛し、5年連続7期目の獲得も、権利行使については一切触れず

◆26日 将棋会館での会見で「権利行使」を発表