民進党の山尾志桜里衆院議員(43)が、「幻」と消えた幹事長への抜てき打診を受けた今月2日、若手の論客、倉持麟太郎弁護士(34)とホテルで密会していたと、7日発売の「週刊文春」が報じた。同誌は、別の日も逢瀬(おうせ)を重ねる2人を掲載した。

 山尾氏は7日昼の時点で、事実関係の説明をしていない。報道内容が事実なら幹事長人事の白紙撤回は、山尾氏自身の脇の甘さが招いたことになる。

 ◆山尾志桜里(やまお・しおり)1974年(昭49)7月24日、仙台市生まれ。東大法学部卒。02年、司法試験に合格し、検察官に任官。07年に退官し09年衆院選に、旧民主党から愛知7区に出馬、初当選。12年衆院選で落選し、14年衆院選で国政復帰。党政調会長も務めた。ミュージカル「アニー」の初代アニー役。昨年、待機児童問題を象徴する「保育園落ちた。日本死ね」のブログを国会で初めて取りあげ、安倍晋三首相を追及し、名を上げた。家族は夫と1男。衆院愛知7区。当選2回。