将棋の第3期叡王戦段位別予選四段戦準決勝、藤井聡太四段(15)対佐々木大地四段(22)戦が、9日午後2時から東京・千駄ケ谷の東京将棋会館で始まった。藤井にとってこの対局が昨年12月のデビュー以来、通算50局目。佐々木には新人王戦準々決勝で敗れており、リベンジを果たしたい。

 同日午前中に行われたもう一方の準決勝は、杉本和陽四段(26)が三枚道達也五段(24=予選開始当時は四段)を下し、すでに同日午後7時開始予定の決勝に進出している。決勝で勝てば、本戦に進出。予選シードの佐藤天彦叡王ら16人によるトーナメントに参加できる。