先月の衆院選に出馬せず、政界を引退した亀井静香元衆院議員(81)は28日、都内で支援者らを集めた「感謝の集い」を開き、「ここで終わりではなく、第2幕が始まる」と、新たな活動に意欲をみせた。

 先月の衆院解散後、希望の党からの出馬を持ちかけられたが断ったと明かし、「まだやれ、といわれる中でリタイアするのは、政治家として幸せだ」と述べ、今後はアジア外交や脱原発などに取り組む意向を示した。盟友の石原慎太郎元都知事も駆け付け、「引退しても、けして暴言は慎まないでほしい。いっしょに日本をかく乱するような仕事をしよう」と激励した。