平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)が日本勢のメダルラッシュに沸く一方で、日本国内では「eスポーツ」が盛り上がりを見せている。ゲームを競技として、スポーツのようにプレー及び観戦するものだ。最近、首都圏で行われたイベントでは、万単位の来場者を記録した。2022年の中国・杭州(こうしゅう)アジア大会で、正式競技としての採用が決まっている。今月1日、日本では既存の3団体が統合・合併し、「日本eスポーツ連合」が発足。将来の五輪競技を目指し、動きだしている。

 <eスポーツの主なイベント>      

 ◆RAGE CyberZとエイベックスエンタテインメントが年間を通して運営し、複数ジャンルのゲーム王者を決める大会。「Shadowverse」のほか、「ストリートファイターV」「ウイニングイレブン2017」などを採用。https://rage-esports.jp/

 ◆闘会議 niconico、Gzブレイン、日本eスポーツ連合が開催した、さまざまなゲームが集まる日本最大級のイベント。今月で4回目。来場者は7万2425人、ネット総来場者513万1820人。http://tokaigi.jp/2018

 ◆EVO Japan 対戦格闘ゲームで世界最大規模のトーナメント。https://evo-japan.net/