アントニオ猪木参院議員は参院予算委で、文書改ざん問題を念頭に「うそ」をテーマにした猪木節を連発した。「元気があれば、桜がやってくる」と切り出すと「桜はうそをつかない。期間が来れば、必ず散っていく」と、桜の散り際の美学に言及。「うそといえば、ニホンカワウソは絶滅した。うそは絶滅しませんね」と、財務省への皮肉も飛ばした。

 NHKの国会中継が途中で終了したと思い込み「私の質問が中継されると(友人に)言ったが、終わった。私もうそをついてしまった」と嘆いたが、中継は最後まで続くと知ると元気を回復。最後は「1、2、3、ダー」を叫び、首相にカツを入れた。