今日27日、財務省の文書改ざんのキーマン、佐川宣寿前国税庁長官(60)が証人喚問に臨む。佐川氏は何を語り、何に口をつぐむのか。発言次第では政局が動く可能性もある。

 佐川氏の証人喚問では、衆参両院ともに予算委員長の尋問に続いて参院で8会派、衆院で7会派の議員が尋問する。会派の勢力に合わせて時間配分が行われ、乱立する野党は1会派当たりの質問時間はすべて自民党より少ない。各党は連携して質問をすることを確認。籠池被告との接見内容も反映させる。自民党は最もまとまった時間を持つ。参院では丸川珠代氏が登場するが、真相解明への本気度が問われることになる。