今秋の自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票予定)に出馬が取りざたされていた岸田文雄政調会長(60)は24日、都内で会見し、総裁選には出馬せず、安倍晋三首相(党総裁)の3選を支持する意向を明らかにした。

 自身の地元広島でも甚大な被害が出た西日本豪雨や、北朝鮮問題などの外交、来年、天皇退位と新天皇の即位など諸行事が控えることを考慮し、「安倍首相を中心に取り組むことが、日本にも重要と判断した」と、不出馬の理由を述べた。「さまざまな政治状況を総合的に勘案した」とも、話した。

 前日23日に、首相と極秘に会い、意見交換していたことも明かした。最終的に、不出馬を決めたのは「今日の朝」とし、午後5時半の会見から2時間前、首相に電話をかけて、総裁3選の支持と自身の不出馬を伝えたという。