自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は31日、視察先の長野県伊那市で取材に応じ、自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票)のあり方に関連して、「自民党員だけを見ることなく、多くの国民の皆さんに『さすが自民党だ』と思われるような総裁選にしてほしい」と述べた。

自民党は「国民政党だ」との認識をあらためて示し、「1億2500万人の(国民の)声を受け止め、どうかじ取りすればこの国を前に進めていけるかを考えるのが、真の国民政党だ」と指摘した。

総裁選をめぐる安倍晋三首相と石破茂元幹事長の支持動向について、世論調査では2人の支持が二分する一方で、国会議員票では安倍首相が主要派閥の支持を受けて7割を固めたとされるなど、世論と党内の流れに差がある現状について問われて、答えた。

自身の対応については「毎日考えます」と述べた。