立憲民主党の日吉雄太衆院議員(50=比例東海)は21日、会見し、党に離党届を提出したことを明らかにした。自由党の小沢一郎共同代表と近いため、同党へ入党申請する意向も示した。

小沢氏は、衆院で「自由党」会派を組んでいた玉城デニー氏の沖縄県知事選出馬によって会派解消に追い込まれ、無所属になっているが、日吉氏は「野党が一本化していく上で自由党が旗を降ろせば、野党再編は後退する。小沢氏の力はまだ必要だ」と訴えた。小沢氏には電話で、離党をとどまるよう言われたという。立民は今後、離党届の扱いを検討する。