阪神の金本知憲監督(50)が今季限りでの辞任を表明した11日、芸能界など各界の阪神ファンに衝撃が広がった。

大の阪神ファンで「阪神ファンの経済効果」の著書もある大阪学院大名誉教授の国定浩一氏(78)は、突然の辞任に「まだ監督をやってほしかった。ただあれだけの大選手だから、辞任の決断は尊重しなければいけない」と残念がった。今シーズンは17年ぶりの最下位と苦しんだが、国定氏は「野球をやるのは選手。成績不振は監督だけの責任ではない」と擁護した。

金本監督の指揮3年間について「大けがにも負けない不屈の精神は選手に伝わったはず。金本さんというビッグネームが阪神のユニホームを着てくれるだけでうれしかったし、応援のしがいがあった」と感謝。選手起用法に賛否もあったが、若手育成について「数年後には金本監督がまいた種が大きく育っているかもしれない」と期待した。