将棋の史上最年少プロ、藤井聡太七段(16)が1日、ニコニコ生放送の大盤で解説者デビューした。同日午後3時から行われた第4期叡王戦本戦トーナメント1回戦の羽生善治竜王(48)対菅井竜也七段(26)戦を解説した。

スーツにネクタイ姿の藤井は序盤戦で「そろそろ激しくなるかもしれませんね」と予想をまじえながら解説。日本将棋連盟を通じて、解説者デビューに「対局者と自分の読み筋を比較でき、非常に勉強になりました」と初々しくコメント。尊敬する羽生竜王の指し手には「自分が気が付かない手を指されて、勉強になりました」とし、「(普段の)対局より緊張しました」とコメントした。視聴者からの質問コーナーにも答えた。