20年東京オリンピック(五輪)大会組織委員会の森喜朗会長(81)が6日、都内で自民党東京都連のパーティーに出席し、五輪愛以上にあふれるラグビー愛を訴えた。

森氏は19年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の組織委副会長でもある。前回選挙で落選した元都議らにエールを送る中で「早く頑張って帰ってきていただいて、オリンピックまでに間に合わせていただきたい。それから、来年ラグビーW杯があります。初めてのアジアの、東京大会です」とアピールした。

高校までラグビー選手で、日本ラグビー協会会長も歴任した森氏。「五輪もスゴイですよ。でもラグビー(W杯)は2カ月間やる。海外からたくさん、チャーター機や豪華船で来る。東京行ったり、横浜行ったり、九州行ったり、日本中を歩いてくれる。ぜひラグビーW杯も成功させなければなりません」。両組織を兼任する立場ながら、ラグビーびいきは止まらなかった。