フィンランドの航空会社フィンエアーのミッコ・トゥルティアイネン副社長は4日、北海道庁で高橋はるみ知事と共同記者会見し、12月に開設する札幌(新千歳)-ヘルシンキ線について「北海道はスキーを楽しめる素晴らしい目的地。さらに世界にアピールするチャンスだ」と意欲を見せた。

道や同社によると、札幌とヨーロッパを結ぶ路線ができるのは17年ぶり。冬季限定で、来シーズンは12月15日~来年3月27日に、札幌発が月・金曜、ヘルシンキ発が木・日曜の週2往復を予定する。機材は約260席のエアバスA330で、所要時間は約8時間。

高橋知事は「観光だけでなく、文化、スポーツなど幅広い分野で交流が拡大することを期待する」と述べた。