宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日午前7時48分、探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」の着地に成功したと発表した。

「はやぶさ2」は21日午後1時15分に高度2万メートルから「りゅうぐう」に向かって降下を開始し、22日午前7時42分に表面の半径3メートルという極めて狭い目標にピンポイントでのタッチダウンを決めた模様で表面の岩石や砂の採取を試みた後に表面から離れ、浮上したことが確認された。小惑星への着陸は05年の初代「はやぶさ」以来の快挙。日本の小惑星探査における精度が高く、緻密な制御技術を証明した。