自民党の中山泰秀衆院議員が29日、大阪市内で大阪市長選(4月7日投開票)の応援演説に参加していた際、演説カーの近くにいた男に胸ぐらをつかまれていたことが、関係者への取材で分かった。

大阪府警は公選法違反(自由妨害)の疑いで、大阪市城東区の無職、仲西富士夫容疑者(51)を現行犯逮捕した。容疑を認めている。

逮捕容疑は29日午後3時50分ごろ、同市北区の路上で、街頭演説していた中山氏に怒号を浴びせ、演説を中断させて妨害した疑い。当時、酒に酔っていたという。中山氏は着ていたシャツのボタンが飛んだが、けがはなかった。関係者によると、当時、聴衆にあいさつに向かおうとしていたという。中山氏は、中山太郎元外相のおい。