スポーツ庁の鈴木大地長官(52)は12日、会見で桜田義孝前五輪相が辞任したことを受け「我々は前を見て、東京大会成功に向けてまい進していくしかない」と話した。

被災地に配慮を欠いた発言などについては「起きてしまったこと」と感想は控えながらも「一般的に」と前置きして「弱い立場や困難な立場にある人の気持ちをそこねたり、失望させたりしないようにすることが大事」とした。

東京パラリンピック開幕まで13日であと500日。「競技力向上とともに、障がい者のスポーツ実施率を40%まで高める努力をしていきたい。多くの子どもたちにも観戦してほしい」と話していた。