“美人銭湯絵師”としても知られるモデルの勝海麻衣が26日、ツイッターを更新し、自身の作品に巡ってインターネット上などで指摘されていた「盗作」を認め、謝罪した。

疑惑は、今年3月24日に東京都内で開かれたライブアートイベントにおいて、勝海が描いた虎の絵が、イラストレーター猫将軍氏の作品に極めて似ているとされていたもの。猫将軍氏自身がツイッターで指摘したほか、同氏のファンからも疑念の声が上がるなど騒動となっていた。

勝海は26日のツイッターで、同イベントで描いた絵は猫将軍氏の作品の構図をそのまま無断使用したものと認め、猫将軍氏やイベント関係者、ファンらに向け、「心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。「私の一連の行為には、技量の低さ、制作に対する意識の低さや権利関係の認識の甘さなど、数えきれない要因が私自身にあり、不見識で軽率な配慮に欠ける行為であった」とつづった。

さらに「アーティスト以前に1人の人間としても取り返しのつかない過ちを犯したと思っております。今回の私の軽率な行動は、これまで期待してくださっていた皆様を裏切り、簡単に許されることではありません」とし「本件に限らず、その他作品等に関しても、沢山の厳しいご意見を真摯に受け止め、私自身のとるべき責任を果たしていきたいと思います」とした。今後関係者に対し「頭を下げて説明して回る」という。

勝海の所属事務所も同日、謝罪声明をホームページ上で発表した。