れいわ新選組の山本太郎代表(44)は20日、東京・新宿駅西口で最後の街頭演説「目撃せよ 新宿センキョ」を開いた。山本氏は「20年以上もデフレが続き、多くの人の人生が削られた。いつまでも食い物にされたら終わっちゃう。国民は国のATMじゃない。それを変える選挙が今回でしょう!!」と呼び掛けた。

比例区に出馬した山本氏に代わって東京選挙区に立候補した候補者への支持をさらに広げるため、陣営は同日、急きょ選挙ポスターに山本氏のステッカーを貼るボランティアをツイッターで募集。演説会場周辺は、広場から駅ビルまで大勢の聴衆であふれかえった。

山本氏は「来年には衆院選、3年後には参院選がある。政権を取りに行く第1歩として、最も厄介な抵抗勢力の集まりが国会に入ったら、面白くならないわけはない。1人でも多く送り出してほしい」と訴えた。