参院選比例区で1議席を獲得したNHKから国民を守る党(N国)代表の立花孝志氏(51)が1日、臨時国会が召集された国会に初登院した。

心境を問われると「戦場に来たかと。相当いじめられるんだろうなと。でも、皆さん、ウチの党にいずれお越し頂きたい方ばかり。顔と心を使い分けながら、政治家らしく対応していきたい」と意気込んだ。

党所属の国会議員5人を目指す立花氏は連日、議員と接触しているという。「昨日は高級肉を食って、胃もたれした状態の目覚めでした。高級なお肉は体に合わない」と苦笑い。「政党助成金の関係上、デッドラインとなる8月13日にまでには、あと1人か2人は必要。今、相当駆け引きしています」と明かした。

受信料を支払った人だけがNHKを視聴できる「スクランブル放送」の実現を唯一の政策とし、選挙中も「NHKをぶっ壊す!」と叫んできた。この日の初登院時も「NHKをぶっ壊す!」と連呼。「今日は気分が良かったですね。これだけ威厳のある建物の中で、『NHKをぶっ壊す!』はいいと思います」とご満悦。今後、国会内で「NHKをぶっ壊す!」と叫ぶことについて「もちろん、予算委員会でもやりますよ。(区議だった)葛飾でも(市議だった)船橋でもやってますから」ときっぱりと話した。