従業員のストライキで営業が一時停止した東北道・佐野サービスエリア(SA)上り線のフードコートと売店の問題で、運営会社ケイセイ・フーズ(栃木県佐野市)の代理人弁護士は31日、前日30日に開かれた1回目の団体交渉で、9月初旬に2回目の団体交渉に向けた予備折衝を行うことで、労働組合の代理人弁護士と合意したと文書で明らかにした。

2回目の団体交渉は、予備折衝の結果いかんで行われない場合もあるという。複数の関係者によると、1回目の団体交渉は労使の認識の相違が大きく決裂したが、同弁護士は決裂の認識はないとし「今後とも団体交渉に誠実に臨んで参ります」とコメントした。