囲碁の最年少プロ、仲邑菫初段(10)が本戦入りを目指す、第45期新人王戦予選決勝の牛栄子(にゅう・えいこ)二段(20)戦が16日午前10時から、東京・市ケ谷「日本棋院」で始まった。

黒番の仲邑は、12日の第59期十段戦予選Bで小松大樹三段(29)に敗れ、国内棋戦で男性棋士の連勝記録が7でストップした。牛に勝てば、国内棋戦で初めての本戦入り。女流限定戦も含めれば、今年8月の第23期女流棋聖戦以来、2回目となる。

対局の持ち時間は各3時間。同日夕方には決着の見込み。