日産自動車元会長カルロス・ゴーン被告(65)が、逃亡先のレバノンで日本時間の8日午後10時から行った記者会見を、地上波ではテレビ東京が冒頭から生中継で伝えた。予定していたバラエティー「ソクラテスのため息!」から急きょ、差し替えた。

災害報道などで、他局が足並みをそろえる時にも、独自路線を貫いてアニメ放送などを予定通り放送することの多いテレ東だが、ゴーン被告は経済事犯ということもあり、生中継したとみられる。

また中継の間も、会見場に入ることができた唯一のテレビ局だと、会見に出席中の記者が現地から伝えたほか、画面上でもテロップを使って何度もアピールしていた。

テレビ朝日系「報道ステーション」は、この日は午後10時4分からの放送で、番組冒頭から中継した。

また、AbemaTVも、ニュース番組の中で、会見冒頭から生中継した。