れいわ新選組の山本太郎代表は20日、国会内で会見し、次期衆院選に向けた第1次公認候補を、来月中旬発表する考えを明らかにした。10~20人の規模という。

党は公募を続けており、500人以上が応募した。山本氏はかねて、消費税率5%引き下げで他の野党と政策がまとまれば野党共闘で衆院選を戦うとする一方、れいわ独自で戦う準備も進める意向を示してきた。

一方、一部で浮上していた通常国会冒頭の衆院解散がなかった背景について「(さまざまな疑惑を国会で)追及される場面をつくらずに選挙に突入するのかなと思ったが、冒頭解散以外に有利な状態で解散できると踏んだのかもしれない」と分析した。

出馬が取りざたされる今夏の東京都知事選について「れいわ新選組として絡んでいきたい。形は分からないが、東京都の選挙にもしっかり力を貸していきたい」と述べた。自身の出馬は「選択肢は排除しない」と、従来の見解を繰り返した。