元衆院議員の宮崎謙介氏(39)が「育休は『休み』ではないのです」として、育児休暇・休業の名称を変更すべきだとの考えを示した。

宮崎氏は30日、「育児専念期間への名称変更を」のタイトルでブログを更新。小泉進次郎環境相の育児休暇取得をめぐる議論に触れ、「育休は『休み』ではないのです。育児の大変さを経験することで、世の女性がどういうつもりで育児をしているのかを理解してもらうというのが狙いです。小泉氏のご子息は新生児なので、今はあまり手がかかりませんが、これからが大変です。今はお風呂、ミルクづくり、おむつ交換で終わりますが、これから大きくなってくるにつれて家庭内での育児負担・家事負担は大きくなります。ここからは家事もやっていただきたいですね。それでこそ、初めて世の女性たちの苦労が理解できるというものです。だからこそ、2週間で終わらせるのではなく断続的に1年くらいは育休を取り続けるべきなのです」との考えを示した。

続けて、「ただ、それだと誤解を招くので育休は名称を変更すべきです。休むわけではないし、休暇、休業というから生産性がなく聞こえるのです」と、育児休暇・休業の名称に言及。「『育児専念制度』『育児専念期間』というようにして育児を優先する期間に入りますよ、という表現にしてはいかがでしょうか」と提案し、「実際には月に80時間まで出社しても良いという条件もあり運用も柔軟ですので、その辺りの性質をくみ取るとこのような名称にすべきかと思います」とした。