50代の医師が新型コロナウイルスに感染したことが判明した、和歌山県湯浅町の済生会有田病院は14日までに公式サイトで、事実関係を認め、当面の間、感染防止のため外来の診察を停止すると発表した。入院患者への面会も休止する。救急的対応や薬の処方に関しては医事課が対応するという。

また1月18日から2月13日までの間、病院を利用し、感染の不安のある患者と家族を対象にした接触者外来を、1階救急室に設置することも併せて発表した。ただ、接触者外来では、ウイルスの遺伝子を増幅して検査するPCR検査は出来ないという。診察時間は原則、平日の午前9時から午後5時までで、せきや発熱のある人は湯浅保健所に問い合わせるように、とした。