ガンダムがついに、宇宙へと飛び立った!。

東京2020大会組織委員会は7日、「宇宙から東京2020エール!」企画の第2弾「G-SATELLITE宇宙へ」で使用する超小型衛星「G-SATELLITE」を、米フロリダ州ケープカナベラル宇宙基地から国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げたと発表した。

時刻は7日午後1時50分(日本時間)。ISSへの輸送を行うドラゴン補給船を載せたファルコン9ロケットで、打ち上げられた。

この衛星には、日本が世界に誇るアニメ「機動戦士ガンダム」のガンダム、シャアザクのガンプラが搭載されており、ISSから宇宙空間に放出される予定だ。東京2020大会期間前から期間中にかけて、地球周回軌道を飛行しながら、大会への応援メッセージを地球に向けて発信していく予定になっている。

小型衛星を搭載したドラゴン補給船は、9日午後8時ごろ、ISSに到着する予定。ISSからの宇宙空間への放出は、4月下旬が予定されている。

宇宙飛行士の山崎直子さんは「ガンダムとシャアザクが、本当に宇宙へ飛び立ちました! 数々の困難を乗り越え、宇宙で肩を並べる時、きっと、オリンピックの世界平和の精神が広がると期待しています」と、コメントを寄せた。