橋本聖子五輪相(55)が10日、閣議後会見を行い、兼任する男女共同参画担当の会議の議員を辞任したアパレルブランド「アース ミュージック&エコロジー」の石川康晴前社長について「残念だし、遺憾に思う」と話した。

石川氏は18年に女性社員らに対して複数のセクハラ行為があったとして、会社から厳重注意を受けたと一部で報じられたことから、今月に入って「アース-」の社長を辞任。男女共同参画会議の議員も辞職した。

橋本氏は「仮に報道されたような行為があり、相手女性が不快な思いをされているのならば決して許されるものではないと思う」と強い口調で話した。

石川氏は19年3月から男女共同参画会議の議員を務めていた。「任命当時は把握していなかったこと」としながらも「責任を感じています。今後、そういったことがないように、取り組んでいかないといけない。国民の皆さんの期待を裏切らないためにも、しっかり情報収集を行いながら、しっかりとやっていきたい」と話した。