朝日を浴び「桜と鹿」が輝く奈良公園。ピンクの花と美しい毛色が春の彩りを見せていた。

桜はソメイヨシノ、ヒガンザクラなど約1700本。一方、鹿は1388頭(奈良の鹿愛護会の19年調査)生息している。取材中、1頭の鹿が満開の桜を気持ちよさそうに見上げていた。そんな光景に見入っていたら、レンズまで30センチに鹿が接近!!「笑顔でお願いします」「かっこいいポーズで」なんてやりとりは…ない。それでも持ち前の愛らしい表情をカメラに向かって見せてくれた。「桜と鹿」の共演する春が訪れた。

<撮影データ>4月4日午前10時15分 キヤノン「EOS-1DX Mark2」 16-35ミリズーム(焦点距離35ミリ) ISO感度200 シャッタースピード500分の1 絞り4