栃木県益子町が、初のウェブによる「バーチャル陶器市」を4月29日から5月20日まで開催する。

ゴールデンウイークの恒例イベント「益子春の陶器市」として4月29日~5月6日まで予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため今月3日、中止が決定。「作品を準備していた方や、わざわざアシを運んでくれるファンのために」と実行委員会では開催可能な方法を考え、オンラインショップ化した。これなら安全だ。

現在準備中で、142軒もの作家や窯元、販売店などが参加を予定している。

同町は花器、茶器などの「益子焼」が有名。陶器市は春と秋(11月上旬)に開催され、春は例年40万人、秋は20万人もの観光客が県内外からやってくるという。