茨城県日立市が、市内の小学1年生から4年生を対象にパンダの柄が入ったマスクを配布した。

新型コロナウイルスの影響で全国的にマスクの品薄状況が続いており、市が配布を決めた。3万9000枚を用意し、小学5年生から中学生については準備ができ次第提供する予定にしているという。市の担当者は「少しでも感染予防になればいい」と話している。

同市では70年代のオイルショックによる物価上昇時に、家計の負担を軽減する目的で、市内の新1年生にランドセルを無償提供。その活動は現在も続くなど、子育てに力を入れており、市内のかみね動物園にはジャイアントパンダを受け入れる活動を本格化させている。

今回はマスクを1人5枚ずつ配布。受け取った小学生からは「たくさん入っている」という声や「かわいいからもったいなくて使えない」という話もあり、好評だという。