ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(47)が、NHKから国民を守る党の立花孝志代表が「(堀江氏が)東京都知事選に出馬する可能性が極めて高い」などとしている発言を否定した。

立花氏は26日、東京・港区長選挙への立候補を表明した、「ホリエモン万博」などのイベント企画・運営などにも携わる柏井茂達氏とともに会見を開いた。立花氏は柏井氏の出馬表明については、堀江氏から「指示みたいなもの。『出てみないか』と本人は言われたようですけど、どうも命令に近いような指示」があったとした。

また、政治団体「ホリエモン新党」を設立したことについて立花氏は「堀江さんが東京都知事選に出馬する可能性が極めて高いという状況の中で、それに対する『合法的な宣伝活動をしろ』というような意味合いではなかろうかということで、ホリエモン新党を立ち上げた」と説明。同団体の設立報告後に堀江氏が「特定の政党や候補者とは関係ありません」とツイートしたことについては、「このツイッターをみて若干びっくりしたんですけど」とした上で、「少なくとも堀江さんに対してホリエモン新党を立ち上げるということ、代表者は堀江さんがいいのか、私がいいのか、柏井くんがいいのかを確認したら、堀江貴文さんから『公職選挙法に違反しないのであれば』というような返事が返ってきたことで、金曜日に決定して、昨日、立党の届け出を選挙管理委員会に提出した」とした。

一方、堀江氏は26日更新のツイッターで、柏井氏の港区長選出馬について「命令も指示してません。自主的に立候補されたのだと思います」とし、自身の「都知事選出馬」についても「合意もなにもしてません笑」と立花氏の発言を否定した。