将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が初防衛を目指す木村一基王位(47)に先勝した、第61期王位戦7番勝負第2局2日目が14日午前9時から札幌市「ホテルエミシア札幌」で始まった。

両者、羽織はかまにマスク姿。棋士になって初めて封じ手を体験した藤井の指し手後手8六歩(40手目)から、対局は再開された。

午後0時30分から同1時30分までは、1時間の昼食休憩。木村が「ビーフシチューセット」、藤井が「ビーフステーキカレーセット」をそれぞれ頼んだ。前日の昼食は木村が「天丼とそばのセット」、藤井は「中華セットランチ」だった。2日間で、ホテルが用意した昼食メニュー4品を両対局者がすべて注文した。