任期満了に伴う千葉・印西市長選(19日投開票)はNHKから国民を守る党(N国)公認の新藤加菜氏(27)と、無所属で3選を目指す現職の板倉正直氏(73)の一騎打ちとなった。新藤氏は15日、東京・JR秋葉原駅前で「市外戦」となる街頭演説を行った。「秋葉原は16歳の時からよく知る街で、オタクの人もたくさんいます。そんな少数派の人の意見を政治に反映させたい」などと訴えた。

サブカルチャーの聖地と言われる若者文化の街での「市外戦」について立花孝志N国党首(52)は「ネットの発進力を生かすため」としている。16日から18日までは印西市で街頭演説を行う予定。

新藤氏は、5日投開票された東京都議会の北区補選に、立花氏が代表を務めるホリエモン新党公認で初出馬し、落選した。