政府の観光支援事業「Go To トラベル」が開始後初めての4連休を迎えた23日、大阪駅では帰省する人や観光客らの姿が多く見られた。

家庭の事情で急きょ、東京へ帰省する20代の男性は感染者数が急増したことに「(移動すると)周りの目が気になる。怖いですけど戻らないとしょうがない。(新幹線では)端っこの方に座って、マスク、消毒をします」と語った。

福岡から来た40代女性は7月上旬から旅行の計画を立てており、たまたま「Go To」と重なったといい「キャンセル料もかかる。繁華街には行かないし、(行き先の)現地の人と交流をするわけではないので、自分たちで気をつけていれば大丈夫だと思う」と話し、旅行代金の割引分の還付を受けられるように、領収書は保管しておくという。

また、半年前から沖縄旅行の計画を立てていたという20代男性は、在日米軍の間で感染者が出ていることを心配し、「自分なりにマスクや消毒など対策を取る」と語った。