将棋の最年少2冠を目指す藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)に挑む第61期王位戦7番勝負の第3局が4日午前9時、有馬温泉(神戸市北区)の老舗旅館「中の坊瑞苑(ずいえん)」で始まった。

藤井は1日目午前のおやつに「本生わらび餅(抹茶)」とアイスコーヒーを注文した。本わらび粉に抹茶を加えた逸品。好みでシロップ、きな粉をかけて食べる。コシのある弾力とトロトロの食感は夏にぴったりの和スイーツだ。

木村はおやつをオーダーせずにブレンドコーヒー(ブラック)を注文した。

対局は持ち時間が各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は2日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。