将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)が最年長タイトルホルダー、木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負第4局の1日目が19日、福岡市中央区の大濠公園能楽堂で始まった。

シリーズ3連勝の藤井は第4局に勝つと、一気に史上最年少での2冠を獲得して八段に昇段。いずれも18歳1カ月で最年少記録を達成する。昨年の王位戦、最年長で初タイトルを奪取した木村は逆転で初防衛を狙う。

午前10時30分すぎ、1日目午前のおやつが出された。藤井は「宮崎産マンゴー杏仁プリン」とアイスコーヒー。

木村はおやつをオーダーせず、アイスコーヒーだけを注文した。

対局は持ち時間が各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は2日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。