将棋の藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)に挑む第61期王位戦7番勝負の第4局は19、20の両日、福岡市中央区の大濠公園能楽堂で指され、後手の藤井が木村を破り、4連勝で史上最年少2冠を獲得した。史上最年少での八段昇段の記録も同時に達成した。

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藤井2冠は、王将戦で3冠を目指す。前期、広瀬章人八段との直接対決に敗れ、挑戦権を逃した藤井は今期、挑戦者決定リーグ戦からスタートする。このリーグ戦は7人総当たりで、渡辺明王将(名人・棋王)への挑戦権を争う。

今期はこの2人のほか、豊島将之竜王と羽生善治九段の前期成績上位者が在籍。残り3枠は、2次予選の勝ち上がり組。この日、永瀬拓矢叡王が久保利明九段を下し、初のリーグ入りを決めた。24日は木村対三浦弘行九段戦、25日は佐藤天彦九段対糸谷哲郎八段戦が予定されており、勝者がそれぞれリーグ入りする。

例年、秋からリーグがスタートするが、今期は2予組も含め、全員がタイトル獲得経験者という豪華な顔触れ。年内までリーグを行う。成績最上位になれば、来年早々に始まる渡辺王将との7番勝負を行う。先に4勝すれば3冠となる。

「非常に強い方ばかり。自分もいい将棋を指せるように頑張っていければ」(藤井)。