今年1月にヘリコプターの墜落事故で亡くなった元米プロバスケットボールNBAレイカーズのコービー・ブライアントさんをたたえて、米ロサンゼルス(LA)に「コービー・ブライアント通り」が誕生することが明らかになった。ブライアントさんが生涯プレーしたレイカーズの本拠地ステープルズ・センター前を通るフィゲロア通りを南に約5キロに渡って「コービー・ブライアント・ブルバード」と改名すると同市のハーブ・ウェッソン議員がツイッターで明かした。

8月24日は現役時代の背番号「8」と「24」にちなんでLAやブライアントさんの自宅がある南部オレンジ郡では「コービー・ブライアントの日」に定められている。同議員は「コービーのレガシーはバスケットにとどまらない。コービー・ブライアント通りは年齢に関係なく運転するすべての人にそれを思い出させてくれるでしょう」とコメントしている。LAには他にも02年に亡くなったレイカーズの実況中継を1965年11月26日から02年12月26日まで続けた記録を持つ伝説的アナウンサーのチック・ハーンさんをたたえる「チック・ハーン・コート」と名付けられた通りもある。(ロサンゼルス=千歳香奈子)