仙台大(宮城)は2日、ゼビオアリーナ仙台(仙台市太白区)で「仙台大学 あすと長町サテライト・オフィス」の開設を発表した。地域貢献を目的に同アリーナ内に開設し、乳幼児と保護者の運動遊び教室や各スポーツに関するイベント等に使用される予定だ。

同大の朴沢泰治理事長(73)は「新しい試みを地域の方々と一緒にやっていける。教育研究を含めて、さまざまな場面で活用したい」と話した。会見後は東京五輪と同パラリンピックで柴田町と白石市をホストタウンにするベラルーシの親善大使、セベツ・アリーナさん(25=新体操指導者)と同大学生がリズムダンスや遊具を使用するサーキット遊びを実演。アリーナさんは「ここに来た子どもと母親が元気になる施設になってほしい」と期待した。