立憲民主党の福山哲郎幹事長は26日、国会内で菅義偉首相の所信表明演説の内容を痛烈に批判した。「私は20年以上、国会にいますがこんなに中身のない、そして何も感じられない所信表明は初めてでした」とため息交じりに酷評した。

日本学術会議が推薦する任命を拒否した問題について何も触れられなかった点については「都合の悪いことは隠蔽(いんぺい)する。言及しない。安倍政権の継承は非常に悪い点で引き継いでいる」と切り捨てた。