米大統領選で米主要メディアは7日(日本時間8日)、民主党ジョー・バイデン前副大統領(77)が勝利を確実にしたと報じた。

バイデン氏が大統領に就任すれば、カマラ・ハリス上院議員(55)が女性、黒人、アジア系として初の副大統領になる。バイデン氏が高齢だけに、当選しても1期で退く見方もあり、ハリス氏が24年に大統領になる可能性も指摘されている。父はジャマイカ出身の経済学者、母はインド出身の乳がん研究者。検事、カリフォルニア州司法長官を経て上院議員になり、今回の民主党の大統領候補の1人でもあった。若さ、鋭い弁舌など、さまざまな点でバイデン氏を補完し、幅広い層から支持を集めてきた。夫は弁護士のダグラス・エムホフ氏(55)。