「ミシュランガイド東京2021」が7日、発表され、東京・広尾の中国料理店「茶禅華(さぜんか)」が新たに3つ星となった。日本のミシュランガイドで中国料理店の3つ星は初めて。2008年の発刊以来、14年連続で3つ星となったのは元麻布の日本料理「かんだ」、北品川のフランス料理「カンテサンス」、恵比寿のフランス料理「ジョエル・ロブション」の3店。

今年、掲載されたのは3つ星12店、2つ星42店、1つ星158店、安くてお薦めのビブグルマン234店で計446店。今年新たに、フードロスの削減や環境に配慮した生産者を支援するサステナブル(持続可能)なガストロミー(美食)に取り組んでいるレストランが「グリーンスター」として選抜され、「カンテサンス」など6店が選ばれた。