「桜を見る会」前日の夕食会をめぐる費用補てん問題で、安倍晋三前首相に対する質疑が、25日午後、衆参両院の議院運営委員会で行われるが、実施時間はともに1時間ずつ、計2時間と、あまりにも短い。

衆院で7人、参院で6人の計13人が質問に立つ。与党の自民、公明の持ち時間は合計して衆院15分、参院10分。野党側に多くの時間が割かれているとはいえ、最大の立憲民主党でも衆院は30分、参院は23分。「桜」の問題を昨年11月、国会で最初に追及した共産党の田村智子参院議員も質問するが、持ち時間は7分に限られている。