連邦議会議事堂への乱入を機に、トランプ大統領の孤立が一段と深まっている。米メディアは、安全保障問題担当のポッティンジャー大統領副補佐官や、メラニア夫人のグリシャム首席補佐官が辞任したと伝えた。

大統領のオブライエン補佐官やリデル次席補佐官らも辞任を検討しているとされ、ホワイトハウスの側近たちに離反の動きが表面化している。一方、最も影響力を持つ業界団体の1つ、全米製造業者協会はペンス副大統領にトランプ氏の罷免(ひめん)を検討するよう求めた。共和党や民主党内でも罷免が検討され始めたとの報道もある。