東京都の小池百合子知事は26日、都内で東京都医師会と意見交換し「東京都ワクチンチーム」結成を決めた。

「それぞれの関係者がチームを組んで、情報共有やシステム構築をしていきたい」と述べた。チームは都、都や各地区医師会、市区町村自治体の担当者らで構成し、2月下旬から開始予定のワクチン接種を円滑に進めることが目的。超低温保管が必要なファイザー社のワクチンに対応する冷凍庫設置台数、高齢者や医療従事者の人数把握、インフルエンザとは異なる副反応対策など、課題解消への一助とする方針。都医師会の尾崎治夫会長は「行政に合った接種を進めていければいい。知事にもバックアップしていただきたい」と訴えた。