山田真貴子内閣広報官が参考人招致された25日の衆院予算委員会で辞任を否定した。

山田氏は2019年11月に菅義偉首相の長男らとの会食で単価7万4203円の接待を受けた問題で「総務省在職中の違反行為で公務員の信用を損なうことになり、深く反省している」と陳謝した。山田氏は給与10分の6を一括で自主返納し、会食費用を速やかに返金するとしている。

進退については「今後、職務を続けていく中で、女性の目線、あるいはみなさまの考えをよく踏まえながら、改めてよく反省し、自分の身を顧みて、できる限り自らを改善していきたい」と辞職の意思がないことを明言した。