国会で居眠りしていたことを謝罪した日本維新の会の音喜多駿参院議員(37)が、「あたらしい党」代表および「東京維新の会」副代表の辞任を報告した。

音喜多氏は2月28日、ブログで「本日2月28日付で、地域政党「あたらしい党」代表の辞任届を提出いたしました。またこれに合わせて、『東京維新の会』の副代表職もすでに辞任をしております」と報告。「直接的な辞任理由は、先月末の千代田区議補選にて発生した問題に対して、改めて深くお詫びするとともに責任を取るためです」と理由を説明した。

今後については「地域政党『あたらしい党』での身分は党員→党友へと変更し、党運営や選挙には携わらない『顧問』という形で活動をサポートしていきたいと考えています(最終判断は新代表以下の執行部によりますが)。党人としての活動は、今後は日本維新の会・東京維新の会に一本化し、一兵卒として東京・関東での党勢拡大に務めていく所存です」とした。

音喜多氏は今年1月、国会で居眠りする姿がワイドショーなどで取り上げられたことについてブログで謝罪し、「自戒のために歳費の約1日分を返納(寄付)させていただくことと致しました」と、ふるさと納税サイトを通じて神奈川県・埼玉県・千葉市のコロナ対応医療基金に各1万円、計3万円の寄付手続きを行ったことを報告していた。