社民党の福島瑞穂党首は3日、参院予算委員会で選択的夫婦別姓制度への反対を呼びかける書状に署名していた丸川珠代男女共同参画担当相を批判した。

福島氏は「選択的夫婦別姓になぜ反対なのですか」と質問したが、丸川氏は「私の考えは考えとしてあるが、大臣としての務めを果たしたい」などと、具体的な答弁を拒んだ。福島氏は重ねて追及したが、丸川氏は同様の答弁を繰り返した。野党側の反発で4度の中断を含め、約26分間を費やしたが「大臣として反対したわけではないので、反対かどうかの答弁はできません」と丸川氏は最後まで答弁を拒否した。